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地下水と真姿の池【国分寺フィールドワーク・スピンオフ編】(14)

水道の蛇口を捻ると飲み水が出る日本で感謝の気持ちを失っていませんか?現代はスーパーに並んでいる鶏肉を何気なく買うが自ら鳥をさばいたり、そう言った現場をほとんどの人が見たことありません。

水も同じです。蛇口を捻るだけだと水資源は無限にあると思いがちです。水源を見る事は大切です。
真姿の池(国分寺市)
東京都国分寺市の「真姿の池」です。日本は地形と気候ゆえに地下水の循環する年数が短く伏流水も多いことから比較的浅いところから水を得ることができる土地が多いことが特徴です。
真姿の池(国分寺市)
「真姿の池」は中心に弁天島と弁天堂があります。「お鷹の道・真姿の池湧水群」として昭和60年に環境庁が「名水百選」に選んだ場所です。昔は「水口八十八カ所」と呼ばれる程豊富だった湧水も今は減っています。
真姿の池(国分寺市)
「真姿の池」の由来は一人の美女に起因します。848年に絶世美女と言われた玉造小町が病にかかり美貌を失って仕舞いました。国分寺で21日祈願すると童子が現れ池に案内しこの水で体を清めるようと言いどこかへ消えました。

玉造小町はその通りにすると元の美貌を取り戻したという伝承です。
真姿の池湧水群(国分寺市)
「真姿の池」の案内板にはこの辺りに3カ所の湧水があるとされています。一つは「雑木林のみち」の奥、二つ目は「真姿の池」、三つ目は池に注ぎ込む小川の先です。昔はもっとあったのかもしれません。
真姿の池(国分寺市)
弁財天の裏に国分寺崖線に沿って池に注ぐ流れがあります。武蔵野段丘面に浸み込んだ雨水は「立川ローム層」、「関東ローム層」を抜けて「れき層」に到達し地下水となり崖下から湧き水として地表に現れます。

地下水は「涵養」「流動」「流出」にはプロセスがあります。「涵養」とは水が浸み込むことで英語ではリチャージと言います。日本はこのサイクルが短い地域が多い特徴を持っています。

地球上の水のうち淡水は2.66%しかありません。その内、地下水だけに限れは0.66%です。地下水は土地により数万年から数年で一巡しますが世界平均は600年です。(「地下水の科学」著井田徹治より)

高度成長期に地下水を組み上げ過ぎて地盤沈下や湧水枯渇等の問題が起きました。

現在は反省点を活かし「涵養」を促進する対策を行政が取り組んでいます。水が豊富な日本でも水資源は無限ではありません。やはり水が出る現場を見て考えるのが一番の勉強になります。

つづく…ほいじゃ
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