スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

川の上の商店街【東十条・王子・駒込フィールドワーク(東京スリバチ学会)】(26)

3年前は公で暗渠という言葉を控えていました。当時書いたブログには「川を地中を流す工事が完成」と直接的な表現を避けていました。理由は暗渠という言葉が市民権を得ていないと思ったからです。

その後、人々がブラタモリに興味を持ち市民権を得えて来たと感じ解禁しました。
komagome2.jpg
旧古河庭園を出たフィールドワークの一行は本郷通りをそのまま進まず蛇行しました。訳がありました。暗渠となった谷田川がを歩くためです。知る人ぞ知る霜降銀座商店街です。
霜降銀座
以前のブログを引用します。「ここは昭和の初期まで谷田川が流れていました。昭和15年に川を地中を流す工事が完成しました。新しい道路ができるとそこにお店が集まり昭和31年には商店街として成立しました。」
霜降銀座
テレビで取り上げられることもあり都区部では人気の商店街のひとつです。全国で商店街がシャッター通りとなる状況の中で昔ながらの町並みが残る駒込で今でも多くの人々を呼び込んでいます。
IMG_2813.jpg
昭和初期に陸地測量部が作成した1万分の1の地図に谷田川が描かれています。この時点で谷田川周辺は商店街宅地化が進んでいました。同時に下水を直接川に流していたため悪臭がひどい状態でした。
IMG_2814.jpg
昭和30年代の地理調査所が作った1万分の1の地図には谷田川は地図から消えています。暗渠化された理由は生活排水による汚染に加え大雨の度に起きる都市型洪水のためです。
本郷通り 西ケ原霜降橋商店街
霜降商店街を抜けると本郷通(岩槻街道)に出ます。古地図によるとかつて都電が行き来していました。谷田川は街道を横切り不忍池へと流れていていました。

本郷通には霜降橋という土橋があり今でも交差点やバス停に名が残っています。
本郷通り 西ケ原霜降橋商店街
暗渠となった谷田川沿いと周辺は商店街が多い場所です。写真は本郷通り沿いにある屋根付きの西ヶ原霜降橋商店街です。本郷通を駒込駅へ進むと途中から駒込駅前通り商店街になります。

谷田川を上流から見て行くと西ヶ原銀座商店街、染井銀座商店街、霜降商店街と続いています。本郷通を超えしばらく行くと田端銀座商店街があります。「◯◯銀座」が多い点も見逃せません。

ひとつ言えることは江戸時代より前から街道があり相応の人の営みがあったことが想像できます。

明治中期までは畑が多い場所でしたが軍需工場ができたり人々が郊外へ住み始めたりと人口が集中する場所となりました。都市化による暗渠化は必然だったのかもしれません。

今は水の流れは見えずとも谷田川は確実に足元を流れています。

つづく…ほいじゃ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 日帰りお出かけ
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Crazybowler

Author:Crazybowler

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
最新記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。