スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

名もなき坂達と加賀学園通り【東十条・王子・駒込フィールドワーク(東京スリバチ学会)】⑱

街を歩いていると時々「この通り好きだな」と思う事があります。この通りは加賀学園通りと呼ぶそうです。東京都北区中央公園から西へ進むと加賀という地名があります。

江戸時代に広大な加賀藩下屋敷があった場所です。

学園通り由来は東京家政大、短大、高校、中学やその先の帝京大学医学部があるからなのでしょう。四差路に立つと高低差がはっきりと分かります。
加賀学園通りの風景(北区)
加賀百万石と言われた前田加賀守の上屋敷は現在の東京大学本郷キャンパス、中屋敷は現在の六義園、下屋敷は板橋と深川にありました。

板橋の下屋敷は石神井川を含んだ約21万坪(東京ドーム14.8個分)と広大な敷地を有していました。加賀藩の屋敷跡は存在感が違います。
kagagakuentori-002.jpg
【拡大できます。】

下屋敷は南北を貫く埼京線の線路の東側にありました。石神井川と両岸と北側の稲荷台への続く法面が敷地でした。東側には十条台があります。台地の斜面を利用した典型的な武家屋敷とも言えます。
加賀学園通りからの風景(北区)
四差路から西側に伸びる2本の道(一本は加賀学園通り)は十条台の微高地へ続く緩やかな登坂になっています。この坂に名前はない様です。勾配のある大通りに惹かれるものがあります。
加賀学園通りの風景(北区)
加賀学園通りを東へ進むと王子です。四差路辺りは窪地になっているためイチョウの紅葉がきれいな中央公園前は緩やかな登坂になっています。北へ目を向けると名もなき坂のコレクションです。
加賀学園通りの風景(北区)
上下二枚の写真にある2本の坂とも名もなき坂です。上の坂は約165mで高低差5.7mの35‰程度の坂です。下の坂は約120mで高低差約6mある50‰程度の坂です。
加賀学園通りの風景(北区)
『タモリのTOKYO坂道美学入門』は坂の評価基準に「勾配の具合」、「由来や由緒」、「江戸の風情」、そして「湾曲のしかた」が含んでいます。

由緒、由来もなく勾配も大したことのない2本の坂ですが湾曲のしかたが上品で惹かれるものがあります。名もなき坂の多くは明治以降に整備されたものです。
加賀学園通りの風景(北区)
加賀学園通りは都道455号と交わるT字路に合流し終わります。右折をすると王子神社の鳥居が見えて来ます。次に現れるのは飛鳥大坂と飛鳥山です。こちらも由緒ある江戸の坂と山です。

少し前までは由緒あるものを好んで見ていました。今は名もなき古道や明治以降の新坂にも魅力を感じています。

つづく…ほいじゃ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 日帰りお出かけ
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Crazybowler

Author:Crazybowler

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
最新記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。