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音無こぶし緑地【東十条・王子・駒込フィールドワーク(東京スリバチ学会)】⑭

晴れた日の河岸散歩は何とも言えず心地良いものです。フィールドワークの集団から一時的に外れ一人で地形的なポイントを巡りました。

この辺りの石神井川はかつて音無川と呼ばれました。緑地に音無の名が残されています。

現在、河岸の遊歩道は『武蔵野の道』として整備されています。昭和50年前後に直線化されたものの武蔵野台地を浸食した石神井川を楽しめる道です。
石神井川(北区)
第一の目的地は音無こぶし緑地です。ここまでに音無さくら緑地、音無もみじ緑地と歩いて来ました。調べると他に木の名前がついた音無緑地が多数あることが分かりました。

『えのき』、『けやき』、『みずき』、『かつら』、『くぬぎ』、そして、『さくら』、『もみじ』、『こぶし』です。武蔵野台地の自然を思わせるネーミングです。
音無こぶし緑地(北区)
音無こぶし緑地へ近づくと川沿いの遊歩道が徐々に標高を下げて行きます。そして、音無こぶし緑地へと導びかれます。直線化工事で残された蛇行した旧河道を活用した公園です。
音無こぶし緑地(北区)
まさにスリバチ地形です。そして、土地の記憶を残す場所です。音無緑地の標高は13m台です。三方向を囲む高台は24mあります。高低差11mの窪地は音の響きもどこか違い落ち着く場所です。
音無こぶし緑地(北区)
紅葉の名所とまでは行きませんが秋にはもみじの紅色やイチョウの黄色がさりげなく小さな秋を演出してくれます。時々、ランニング中の学生、ウォーキング中の人々が通り過ぎて行きます。
音無こぶし緑地(北区)
カシミール3Dで起こした図で見ると音無こぶし緑地は河川の蛇行で作られた攻撃斜面に囲まれていることが分かります。現在は斜面をマンションが囲み古い地層が見れない点は残念です。

川の対岸にも小規模ながら蛇行した旧河道を活用して作られた公園があります。音無くぬぎ緑地です。こちらは高低差3m程度の小規模なスリバチ地形です。
ohji_fukan5-001.jpg
行政区の境は旧河道に基づいて決められていることが多く北区滝野川4丁目と5丁目の境界線も同様です。音無くぬぎ緑地と音無こぶし緑地の縁に沿って蛇行した境界線が引かれています。

河川は治水対策、農業用水、生活用水、下水道という人の都合により江戸時代から流路が改変されています。土地の記憶は地形に残っています。

そんな痕跡を見付けてかつての光景を想像できると何とも言えぬ幸福感を感じることができます。

次の目的地は大仏です!ここに来る途中で見たんです。

つづく…ほいじゃ
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