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台地先端の湧水と視点「日吉フィールドワーク(東京スリバチ学会)」⑩

団体での街歩きなりの利点があります。一人で歩くと自らの思考の幅が見える物を制限します。団体ならば違った思考を持つ人と共有することにより幅を広げられます。

東京スリバチ学会の「日吉フィールドワーク」で横浜市港北区箕輪3丁目の日吉台崖下を訪れました。
港北区箕輪3丁目
箕輪3丁目は多摩丘陵から続く下末吉台地の先端に位置しています。台地、谷、崖、平地を兼ね備えた場所です。民家の裏手にある崖から湧水が出ていました。

自然の崖ならば全く不思議に思わなかったでしょう。

しかし、民家という人工的な場所に、湧水と言う自然の営みがあることに戸惑いを隠せませんでした。人工物がある場所に自然がないという固定概念が私を支配していたのでしょう。
港北区箕輪3丁目
「え?人の家に入って行くよ!」50人以上が参加したフィールワークの一行は民家の中へ入って行きました。最後尾にいた私も驚きながらも入っていきました。

たぶん、一人ならば民家の裏手に湧水を見る事はなかったでしょう。団体として事前に住人にの方から許可をもらっていたはずです。
横浜市箕輪3丁目 湧水
後になって考えてみると「コロンブスの卵」だと気付きました。自然の法則を考えれば台地の先端にある崖から湧水が出ることは当然のことです。

私は自然や地形よりも街や人という視点で見ていたのでしょう。

もし、自然の観点で崖を見ていたのならば、すぐに「湧水があるはず」と考えたはずです。まだまだ修行が足りない様です。
港北区箕輪3丁目
湧水の出る民家から公道へ出ると「高床免震」と書かれた建物がありました。会社かと思いきや免震構造のマンションでした。建物の前には井戸があります。

箕輪の湧水?昔から井戸を再現?
港北区箕輪3丁目
調べるとこちらは豊かな自然に囲まれた人工の設備でした。しかも、近年に作られたものです。スターツ社の災害対応型マンション「オールセーフ」という建物です。

敷地内に災害時のための井戸が設けられています。建物が免震構造のため地震で壊れる可能性が低いのですが、大地震直後は高い確率でライフラインが断たれます。

被災直後の生活を考慮して井戸だけでなく「かまどになるベンチ」や「トイレになるマンホール」が設置されています。

外に井戸があると「昔ながらの何かでは?」と考えがちです。人間の思い込みや固定概念は怖いものです。

街は自然が形成された土地の上に成り立っています。しかし、長い時の流れの中で人が改変した土地が想像以上に多くあります。

街歩きで大切な事は「思い込まない事」かもしれません。

そして、「仮説、調査、検証」が欠かせないでしょう。

また、個人よりも団体の方が「視野」も広がり、「知識の共有」により多くを理解することができるでしょう。

つづく…ほいじゃ
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