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日吉台の丘を越えて【前編】「日吉フィールドワーク(東京スリバチ学会)」⑦

一見して愛宕神社の出世階段を思い浮かべます。東京スリバチ学会の「日吉フィールドワーク」で訪れた日吉周辺には多種多様な階段があります。

まさに階段の宝庫です。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
ここは下末吉台地の岬です。日吉本町3丁目と箕輪3丁目に跨(またが)り尾根道の先端には「日吉台の丘公園」があります。2つの顔を持つ斜面を有しています。
日吉の丘 日吉本町3丁目側
日吉本町3丁目側の勾配は急で魅力ある階段群が集中しています。驚くべき点は鋭角な傾斜角にも関わらず崖線面に多くの住宅が建ち並んでいることです。
日吉の丘 箕輪3丁目側
一方、箕輪3丁目側の斜面はスリバチ地形になっています。最深部には3方向を谷に囲まれた2級スリバチがあります。特筆すべき点は未熟なスリバチ地形が崖線上に連続していることです。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
傾斜角37度と言わる愛宕神社の階段と日吉本町3丁目7番の階段を比較してみます。地理院地図で標高をプロットして行くと階段下が7m台、階段上で18m中盤はあります。

水平距離は僅か21mで11m程度を登ります。

精度が心配だったので何度かやり直しました。しかし、500‰前後の勾配という結果になりました。同じように出世階段を図ると700‰でした。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
一旦、坂の途中の平坦な道路に出ます。右手には同勾配と思われる階段が丘の上まで続きます。但し、民家のため通り抜けが禁止されています。さらに魅力的に見えます。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
崖の中腹に等高線に沿って作られた勾配のない道に心惹かれます。嵐の後の静けさ、静と動、勾配と平坦など相反する存在の交差が交差する所だからかもしれません。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
中腹からの開けた景色には一目置けます。ただ、ここに住むとなると不便さは否めません。上に行くにも、下に行くにも階段を通らざるを得ません。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
丘の上に到達するにはもう一つ階段を登らなければなりません。1本目の階段と比較すると傾斜角は同等です。水平距離約8mを4m登るだけのこの辺りでは小規模な階段です。
日吉台の丘 日吉本町3丁目側
段差の摩耗具合に渋さを感じながら登り切ると丘の上に出ます。石製の古びたマンホールに愛着を感じます。この先は緩やかな坂が終わるところに尾根道があります。

丘の最も高いところで標高35mになります。

日吉台の丘がある岬は12万年前の下末吉海進の頃は海底にあり、その後の大規模な海退を経て6千年年前の縄文海進の頃は海岸線だったと考えらえられます。

明治42年の陸軍計測部の地図によると日吉本町3丁目の斜面は戸袋と呼ばれていた様です。また、大正14年の同部発行の地図によると岬の先端は竹鼻と書かれています。

箕輪3丁目側には竹林がありました。

つづく…ほいじゃ
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