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綾を読め!綾瀬駅南口 古隅田川(東京都)②

「言葉の綾だよ」なんて時々聞きます。微妙な言葉の掛け違いで誤解が生じた時に聞く言葉です。土地にもあるんです、綾が。東京都の綾瀬駅南口はトリッキーな場所です。

地形と都市開発をかじっただけの人間が一見すると勘違いするかもしれません。
古隅田川 暗渠
不自然な直線的土地利用。暗渠では?と思いました。長い駐輪場を作ろうとしたのではなく、長い土地を利用する方法として駐輪場ができたと思いました。

暗渠 【あんきょ】とは (Kotobankより参照)
地下に埋設された,あるいは地表にあっても蓋(ふた)をした導水路。閉水路ともいい,排水,下水,用水などに利用される。
古隅田川 暗渠
水もないのに橋の欄干(らんかん)があります。そして、橋げたの跡が分かり易く残っています。私の暗渠チェックリストがまた一つ塗りつぶされました。

暗渠のチェックリスト
☑不自然に湾曲した道の連続、又は不自然に細長い土地の利用
☑川がないのに欄干(らんかん)や橋らしき痕跡が残っている

欄干の一方に「元隅田」、もう片方に「富士見橋」と刻まれています。
古隅田川 暗渠
次に現れたのが奇妙な三角地帯です。「道路の真ん中に三角形が欲しいよね~」なんて作るはずがないものです。そうせざるを得なかったはずです。

暗渠の確立80%以上…。
古隅田川 掛け替え
少し歩くとありました、水の流れです。暗渠だろうと思い確認のために調べました。暗渠だと思われた不自然な長い土地は古隅田川の流れでした。

そして、上の写真にある流れは川の掛け替えでできものでした。しかし!「あれ?暗渠じゃない!川跡なの!?」
綾瀬(東京)
案内板に書かれていた昔の流れとそこに書かれた文字を読むと一目瞭然でした。地図上の1,2,3,4の地点ははっきりと「区画整理で流路変更」と明記されていました。

古隅田川はここで掛け替えられ、元の流れは埋め立てられました。
古隅田川
「今昔マップ on the Web」で比較しました。元の流れは1944年から1954年までの地図にはあります。しかし、1965年から1968年の地図からは消えています。

高度成長期の駅前区画整理で失われた流れでした。
古隅田川 1944-1954年と現代
直感だけで判断していたら間違える所でした。綾瀬だけあって「綾」はきちんと読まなければなりません。上手い地名を付けたものです。

「綾瀬」

地名の由来は川の流れが綾の様に織りなす場所だった事です。
古隅田川 元隅田橋
古い流れと掛け替えられた流れの接点には「元隅田橋」が架かっていました。橋から元の流れの方向へ進むと親水路が整備されています。

そのまま歩いて行くと昨日のブログで書いた場所に出ます。
古隅田川 親水路
「言葉の綾」だけでなく「土地の綾」にも注意しなければならない!という事を学びました。時間軸の中に自然による変化と人による改変が織り込まれています。

物事の「綾」が正しく見る…大切です。

ほいじゃ
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