スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マイナス標高と超微高低差を楽しむ 古隅田川(東京都)①

自然が描く曲線には人間の感性に訴えかける美の根源がありそうです。起伏が好きな私にとって平坦は魅力がないと思っていました。

東京都足立区の綾瀬で会った「古隅田川」には美がありました。

蛇行する流れが描く曲線です。勾配が垂直方向に存在する曲線なら蛇行する川は平面に描いた曲線です。自然が作った作品です。
古隅田川
電子国土ポータルの「標高がわかるWeb地図」で綾瀬の標高を調べるとほとんどマイナス表記されます。高低差はほとんどありません。

平坦と言っても高低差がゼロではありません。

水は平坦な土地に来きても低い所を探しながら流れて行きます。川が見付けた微低地こそが蛇行する川です。超微高低差が産んだ作品なのです。
古隅田川 綾瀬駅付近
綾瀬駅付近は足立区と葛飾区の区界があります。その線は奇妙に蛇行しています。綾瀬駅の北側を除いて古隅田川の流域が区境になっています。

川や山などの目印で境を決める事は一般的なのです。同時に古隅田川が古い時代から流れていた証拠でもあります。
古隅田川
(1)私が古隅田川に気付いた場所は標高-0.3mの住宅街でした。親水公園の様に整備された遊歩道がありました。上の写真は南側を、下の写真は北側を写しています。
古隅田川
古隅田川(東京都)
流路延長:5.45㎞
起点:中川から流入?(WEB記事によると)
支流:葛西用水
終点:綾瀬川に合流
古隅田川
後で調べると古隅田川親水路と呼ぶ様です。ザリガニが獲れる場所としても知られている様です。実際にその光景に遭遇しました。

見沼代親水公園(足立区北西部)でも同じ光景が見られます。老若男女問わずザリガニ釣りに必死になっている姿です。
古隅田川
水の中をじっくりと眺めているとザリガニだけではありません。カニもいます!見沼代親水公園にはカニはいないので幅広い生態系があるのかもしれません。
古隅田川
(2)少し進むと橋があり欄干(らんかん)には「境三橋」と書かれていました。古隅田川に最初に遭遇した場所には「境一橋」と書かれていた事を思い出しました。

境とは?大化の改新の頃から続く境です。武蔵国足立郡と下総国葛飾郡の境こそ古隅田川でした!

律令制の時代から境としての目印だった川です。今ではこんなに小さな流れですが歴史的には重要な場所でした。土地は見かけによらず。
古隅田川
(3)また少し進むと小さな公園がありました。道路の下をくぐり古隅田川はその先も親水公園化されています。この辺りは標高-0.1mです。

さらに先に進むと常磐線の下をくぐります。この辺りで標高-0.3mです。
古隅田川
標高差が0.1m単位で上下していますが、土地の改変などで生まれる差でしょう。誤差かもしれません。少なくとも川は高い所から低い所へ流れています。

それよりも標高が常にマイナスにある事の方が気になります。一度、大量の水が流れ込めば辺り一帯は進水して水が抜け辛いということです。

歴史上、荒川周辺の低地は川の流れが複雑に織りなす低地帯で度々洪水が起きた地域です。

不思議なことに洪水できるはずの自然堤防(微高地)がこの辺りにはありません。もう少し探検することになりました。

しかし、常磐線の高架を抜けると流れを見失いました。

つづく…ほいじゃ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 日帰りお出かけ
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Crazybowler

Author:Crazybowler

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
最新記事
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。