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行きはよいよい、帰りは怖い 群馬県指定史跡猿ケ京関所資料館①

子供の頃の勘違いとは本当に怖いものです。「とおりゃんせ、とおりゃんせ」という歌がありました。なぜかは分かりませんが「通るな、通るな」と歌っていると思っていました。

実際は「通りなさい、通りなさい」という意味です。

「行きはよいよい 帰りはこわい」のに通りなさいと言っているのです。かなり不思議な歌です。意地悪にも聞こえます。子供心に矛盾を感じていたのでしょう。

でも、社会に出てからは世の中にはこういう事もあるのだと気付きました。そんな「とおりゃんせ」ですが歌の背景ははっきりしていません。いくつかの説がありますが、その一つが関所を舞台にしたという説です。
群馬県指定史跡猿ケ京関所資料館
こんな勘違いに気付いたのも「猿ヶ京関所資料館」へ行ったことがキッカケでした。ブログに書こうと思っても何から書き始めて良いか検討が付きませんでしhた。

「ならば関所について調べて見よう。」

そして、この歌に辿り着きました。現在の関所とは何だろう。国と国との間にある出入国検査かもしれません。そう思うと身近に感じました。

そして、この歌の内容が関所資料館の人がしてくれた話とつながりました。
群馬県指定史跡猿ケ京関所資料館
現在の群馬県と新潟県を結ぶ三国街道に関所が儲けられたのは江戸初期の1631年(寛永8年)のことでした。それから明治元年九月まで行き交う人々をチェックしていました。

猿ヶ京関所資料館
住所:群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1144
電話:0278-66-1156
開館時間:9:00~16:00、休館日:月・火
料金:一般500円(コーヒー付)、高中学生250円
※コーヒーなしの一般料金は300円

建物は当時、関所内にあったものを使っています。現在では関所の敷地のほとんどは別の建物が建っています。ちなみに関所資料館の隣にある「ホテル関所」はすでに営業していません。
群馬県指定史跡猿ケ京関所資料館
耐震問題で使われなくなったとの話でした。壊すのに1億くらいかかるのですが費用が捻出されず残ったままです。唯一のメリットは関所記念館を訪れる際に駐車場として利用できます。

館内には所狭しと当時の旅の道具や書物、そして通行手形が展示されています。

旅を良くする人ならば「当時の旅はこういう感じか」と当時の旅に思いを馳せることができる場所です。また、旅人が提出した通行手形が多く残されています。江戸時代が身近に感じられます。
群馬県指定史跡猿ケ京関所資料館
「とうりゃんせ」は「こわいながらも 通りゃんせ 通りゃんせ」と終わります。帰りは怖い?けど通りなさいと言っています。関所を舞台とする説では「帰りは行きよりも取り調べが大変です」という意味になります。

当時は一度関所を超えると帰れなくなることもあったそうです。旅立つ前に家族親戚や周りの人に「お別れ」をしてたという話を関所資料館の人から聞きました。関所を超えるというは命がけの旅でした。

通行手形は行き用と帰り用の2つを持って旅立ちます。

もし、帰りの手形を失くしてしまったら通してくれなかったそうです。そして、旅先で生きていく道しか残されていませんでした。現在の外国旅行ならパスポートの再発行ができます。

しかし、江戸後期からは通行規制が緩和され料金を払えば通過できるようになりました。江戸初期、中期の旅人にとって、旅は人生を賭けたものだったのかもしれません。

帰えれるも人生、帰れないのも人生…私の感覚では「本物の旅」です!

つづく…ほいじゃ
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