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ビジネスと変わらない 女子バレー・Road to Londonで学んだ事①

このチームはメダルが獲れる!と確信したのは2010年の夏のことでした。紆余曲折がありましたが全日本女子バレーはロンドン五輪で28年振りの銅メダルを獲得できました。

国際試合、国内リーグの試合に足を運び、TVでの放送を逃さず見続けました。海外サイトを探し日本で放送されない試合も見ました。

そこまでした理由が個人的にあります。
$生涯学習!by Crazybowler-ワールドカップ2011日本vs中国
世界を常に意識をして仕事をしています。ただ、今の私には世界の舞台は用意されていません。いずれ舞台に上がるつもりで日々を生きています。今できることをしよう。

世界の頂上を目指し戦うという事はどういうか?

疑似的な体験から未来の自分に活かせる何かが吸収できます。成功を事前に気付けた点でこれ以上の勉強材料はありません。同時に類比を使い私の取り組む仕事に活かせると確信がありました。

ロンドン五輪が終わるまで一冊も本は読みませんでした。

先入観が強くなるからです。見たものをそのまま理解するように努めました。疑問点のみ調べました。五輪が終了してすぐに4冊の本を注文して一気に読みました。
「精密力」~日本再生のヒント~―全日本女子バレー32年ぶりメダル獲得の秘密 (主婦の友新書)/主婦の友社

¥820
Amazon.co.jp

2011年6月10日 第1刷発行

この本は2010年の世界選手権で32年振りのメダルに輝く前に出版された本です。

眞鍋監督は2008年の北京五輪の後に公募で選ばれた監督です。それまでは国内リーグの久光製薬で女子バレーの監督をしていました。

現役時代は全日本代表選手のセッターで五輪の経験があります。国内リーグでの優勝経験は選手、監督時代を通して何度もあります。監督は男子、女子の両方でやりました。

1年間だけ当時世界最高峰のイタリアリーグに移籍した海外経験もあります。

全日本女子の監督を引き継いだ最初の大会(2009モントルー)ではチームは全敗…最大の理由は国際級と国内リーグの試合が大きく違っていたことで選手達が戸惑ったそうです。

厳しい船出でしたがセッターだったこともあり分析力と勝負勘でチームを持ち上げました。

<近代女子バレーの傾向>
①女子バレーの男子化
 男子の戦術が数年遅れて女子に導入される。より強い筋力が要求される。
 →全日本女子の手本はブラジル男子。食事、メンタルの強化。

②データバレー、データビデオの活用方法の戦い
 世界標準ソフト「データバレー」は古くから存在し広く使われている
 →全日本は入力精度、使い方を工夫して戦略、戦術を編み出した

③大型化
 世界の平均身長はどんどん高くなり日本との差が10㎝以上になる。
 →この状況では男子より女子の方が勝つ可能性は高いと分析
 →身長を克服するためのスピード、器用さ、精密力、和を武器にチーム作り
$生涯学習!by Crazybowler-五輪最終予選2012女子バレー
外部環境分析で出た結果は決して有利な状況ではありませんでした。内部分析の結果を合わせて目標とロードマップを設定しました。加えて、様々な改革を行いました。

①分析から出た仮説に基づく目標設定
 ロンドン五輪までの3年間のマイルストーンと全日本が1位になる部門

 →サーブ、サーブレシーブ、ディグ、失点の少なさが世界一=金
 →2009年「世界を知る」、2010年「世界3位」、2011年「五輪出場権」、2012年「金」
 →個々の目標も数値化で明確に。主力組にはさらに高い目標を与える。

②組織改革を行い分業制にした。
 それまでは○○コーチと言っても練習補助がメインでした

 →各分野ごとにモチベーションの高い人材を登用(適材適所)
 →責任を明確にして分野ごとに勝つことの追求をさせた(専門性)
 →選手が誰に相談した良いか分かり易くなった

③選手とのコミュニケーションを重視した
 それまでは女子選手は監督に依存する傾向があった

 →個別ミーティングを行い個々を把握と状態
 →個々の目標を設定してモチベーションをメンテした
 →データという公正な指標により自発性を促した

まるでビジネスや経営の話をしている様です。

私の結論は組織を運営するという点で成功する会社もチームも同じ原理が働いています。一言で片付ければ「組織運営の見本」です。

分野は違っても人が2人以上集まれば社会が生れます。その社会をどのように引っ張って行くという点では同じことです。

運営の基本に専門性を足せば良いだけです。

仮に眞鍋監督がビジネスの人間だったのなら同じような成功を収めていたかもしれません。

世界トップクラスのバレーボールを研究対象すると組織運営の多くを学ぶことができます。

つづく…ほいじゃ
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