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水と建築と老子 厳島神社 安芸の宮島(厳島)

水というのは我々に色々な事を教えてくれる物質です。老子は「上善水如」という言葉を残しています。最も理想的な生き方は水の様であることという意味です。

古代から自然を崇拝した日本人にとって水の神聖さは感覚的に理解できるものだと思います。
生涯学習!by Crazybowler-厳島神社
広島県を代表する厳島神社には水と建造物の美があります。水には想像を絶する力があります。ただ水の上に建物を造れば完成という訳には行きません。

厳島神社と先人の知恵 安芸の宮島(厳島)④

水との共存を基に設計された厳島神社だからこそ800年経った今日でも見れる風景なのです。先人たちの知恵の結集があってこその海上建造物なのです。
生涯学習!by Crazybowler-厳島神社 火焼前(ひたさき)
厳島神社の最大の見所である平舞台の先には火焼前(ひたさき)があります。建物が最も海の方向にせり出した部分です。満潮時には海に浮かぶバルコニーです。
生涯学習!by Crazybowler-厳島神社 鏡の池
東回廊にある国宝の客神社(まろうどじんじゃ)の横には鏡池があります。「鏡池秋月(かがみいけのあきのつき)」は厳島八景の一つです。秋月がこの池に反射する光景を言います。

干潮時には海水が引き2ヶ所の清水が湧く丸い池が現れるそうです。
生涯学習!by Crazybowler-厳島神社 長橋と円い池
鏡池から社殿の反対側に名前の分からない丸い池があります。鏡池が水に浸っている時も上の写真の様に海水が入り込んでいます。美のためか?防災のためか?作った理由が知りたい!

ちなみに水と言えば橋です。

上の写真の奥には厳島神社の見所の一つ長橋が写っています。長橋は長さ33m、幅3mあり橋脚には社殿と同じ赤間ヶ石が使われています。毛利家の奉納したものです。
生涯学習!by Crazybowler-厳島神社 反橋
厳島神社で橋と言えば反橋です。国重要文化財で別称を勅使橋(ちょくしばし)、たいこばし
とも呼ばれます。長さ21m、幅4mの橋です。
生涯学習!by Crazybowler-厳島神社 反橋
鎌倉期には存在していましたが現在のものは1557年に毛利元就と隆元の父子により再建されたものです。その昔は勅使橋と呼ばれるだけあり天皇の使者のみが通れる橋だったそうです。

実際に目の前で見ると急すぎて歩ける様な橋ではありません。聞くところによると通る際には中央に階段を設置して歩いたそうです。
$生涯学習!by Crazybowler-厳島(安芸の宮島)
社殿と陸をつなぐ回廊も水との共演でさらに美しく見えます。太陽が上に登ると波のゆらぎが光によって建造物に映し出されます。設計された美を超越した美がそこにあります。

水は穏やかな時であれば美しく嫋(たお)やかです。そして、私たちの生命を支える根源のひとつです。

しかし、時に水は人知を超える力で人に襲い掛かることもあります。

そんな水の特長を理解した上で老子は水を最善の生き方と位置付けたのではないでしょうか。

強くもあり、美しくもあり、嫋やかでもある水、どんな形にでもはまる水は我々の人生の問いに無言の答えを投げかけてくれます。

ほいじゃ
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